大人のほの甘コーデの名手！石上美津江さんの「冬の可愛げカジュアル」

「今日、何着よう？」と迷ったとき、パッと着て決まる服があるとすごく助かりますよね。しかもそれが自分の”好き”が詰まったデザインなら愛着が湧くし、週に何度も着たくなる。そんな頼りがいのあるアイテムを、今回12closetと大好きなブランドで作らせてもらいました。普段はもちろん、よそ行きコーデにも使えて、だけど着心地や所作、ケアに気を使わなくていいところもお気に入り。手に取っていただいた方にとっても、何度も着たくなるアイテムになってくれたらすごくうれしいです。

• from
• 石上美津江さん

ONE-PIECE
私の理想が全部詰まったパーフェクトワンピを
千鳥格子柄でクラシカルに

from 石上美津江さん

CLOSE-UP

とっても細かい黒×白の千鳥格子。柄物をあまり着ない人も挑戦しやすい上品さ。

シンプルなバンドカラーのフロントに、たっぷりとギャザーを寄せたウエスト切り替えのAラインシルエット、そしてたくし上げたときにおしゃれなボリュームが生まれる袖。これまでのコラボ企画でも色柄や素材を替えながら発売し、そのたびに大ヒットを飛ばしたワンピースを、黒×白の細かい千鳥格子柄でクラシカルにアップデート。ほどよい厚みを持たせた生地はシワになりにくく、美しい揺れ感が魅力。両サイドにポケット付きです。

BLOUSE
着映えも着回し力も優秀！
甘さの加減にこだわった大好物のフリルブラウス

PANTS
カジュアル派もはきやすいきれいめ感を目指しました。
ラクなのに美脚効果抜群！

from 石上美津江さん

コーデに甘さを足したいとき、石上さんがシーズンレスで頼りにしているというフリルブラウスを、肩の力を抜いて着られるリネン素材で作りました。スタンドカラーと、あえて前立ての片側だけに配したフリル、たくし上げると袖口まわりがポワンと膨らむ袖が小粋なポイントに。一枚で、インナーで、羽織りでとマルチな活躍ぶりにも注目！対応力あるブラックとオフホワイトの2色展開。

カジュアル派が気さくに投入できる、コンサバにならないきれいめピンストライプパンツを、チャコールグレーとネイビーで。生地は適度なハリ感を持たせたウールベース。ゆとりのあるワイドシルエットながら縦にスッと落ち、スラリとまっすぐなレッグラインを印象づけます。ウエストのギャザーゴムは、きちんと縫いつけてデザインの一部に。先端に金具を配したドローコードも、腰高見えにひと役買っています。

CLOSE-UP

メンズライクになりすぎないラインの細さとピッチ幅。さらにセンタープレスも入れ美脚効果を。

ＫＮＩＴ
この冬も、やっぱり赤が好き。
元気すぎず、レトロすぎない”今”に合う発色がお気に入り

「相変わらず赤が好き。むしろ好きが増して我慢しているくらい（笑）」と言う石上さんの”赤愛”が詰まったクルーネックニット。少しオレンジがかったクリーンな発色と、良質なラムウール糸で編み立てた、適度な厚み＆ゆとりのあるボックスシルエットが、今年らしいトラディショナルなムードを醸します。ネックラインや袖口、裾の立体的な太畝リブがアクセントになり、一枚でも絵に！

HIGH NECK RIB KNIT
ネックのフィット感と袖のたゆみ具合、着心地。
まさに求めていた形！

「冬の重ね着に欠かせない薄手のリブタートル。だけど私の場合、どうも首元のたゆみが決まらなくて……」。そんな石上さんのお悩みを解消するため何度もサンプルを作り直し生まれたのが、首元はハイネックでそっと寄り添い、袖まわりにはおしゃれなたゆみ感を出したこちら。薄軽で柔らかく、しなやかに伸縮するウールブレンドのリブニットを使用したジャストサイズで、一枚でもインナー使いでもすっきりと着られます。カラーは万能な3色がラインナップ。

O’Neil of Dublin
Myシンデレラスカートは地味色なのに
華やかなビッグチェック柄×無地で

石上さん自身も長年愛用し「シンデレラスカート」と呼ぶキルトスカートを、黒×白のビッグチェック柄とグレーの無地の組み合わせで別注。「カラフルな配色も好きですが、今は無彩色が気分。存在感あるチェック柄の横から、ちらりと覗くグレーのバランスが好きです」。生地は上品で温かみのあるウール混素材。ウエストは後ろだけゴムに。

Maison Vincent
上品な可愛らしさに惚れて別注したバケツ型ミニバッグ。
どんなコーデとも相思相愛！

メゾンヴァンサンが手がける、シンプルさの中に遊びをきかせたバッグのファンという石上さんが別注したのは、コロンと愛らしいバケツ型ミニバッグ。上品につやめくレザーのボディと、布帛の巾着との異素材MIXがおしゃれ心を刺激します。インラインにあった底びょうを取って洗練感を高め、カラーはオンオフで活躍するブラックとキャメルをセレクト。

CLOSE-UP

開口部の巾着を開くとひと目で底まで見え、荷物の出し入れもストレスフリー。

Oblada
うれしすぎる第2弾！
今回は大人気のカーデに刺繍ロゴを入れました

from 石上美津江さん

CLOSE-UP

グレーにはフューシャピンクで茶目っ気を、ネイビーはグリーンでさらなるトラッド感をプラス。配色を決めた石上さん自身も大満足の仕上がりに。

第2弾は、石上さんが展示会で一目惚れしたというボックスシルエットのカーディガン。上質なウール糸を秋田県で紡績し、長野県でニッティングを行うという、丁寧なものづくりから生まれた一枚です。左胸に刺繍された”Toi,toi,toi（トイトイトイ）”はドイツ語で「頑張れ」や「グッドラック」のような意味合いを持つ言葉。グレーとネイビーの2色展開。