2大エディターの理想が詰まった、夢のコラボが実現!「Marisol vol.1 2022 春夏号」特集
カジュアル派エディター磯部安伽
もっと自由におしゃれを楽しむために、
大人らしい品格を備えた服を作りました
大人のカジュアルに不可欠な上品さと女らしさを備えたスタイルを体現する磯部さん。
今シーズンらしい華やかなカジュアルを楽しむための5つのコラボ服を、本人の着こなしとコメントとともにご紹介!
- Profile Yasuko Isobe
いそべやすこ●
雑誌やカタログ等で活躍するファッションエディター。ベーシックを基調とした私服スタイルも人気。マリソルでの私服テーマが話題となり、2019年には著書『ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット』(KADOKAWA)も発売された。
ISOBE’S CHOICE 01
ebure【エブール】 シルクシアースカート
「絶対的なエレガンスがあふれる華やかスカートがあれば、
カジュアルが思いきり楽しめる」
「高価な値段を裏切らない、まさに「服の力」を感じさせてくれるスカート。最低10年は着るつもりです。Tシャツやビーサンはもとより、今シーズンなら、きれい色トップスとの着こなしも素敵だなって思います。」
「見ているだけで自分の中のエレガンスがあふれ出す――。
エブールの服にはそんな夢のようなパワーがあります。
イタリア製のシルク素材を惜しみなく使用した2枚仕立てのフレアスカートは、まさにその上品さを映す一枚。
こんなとびきり素敵なスカートがあれば、逆に思いきりカジュアルを楽しむことができる。大人のおしゃれに自由を与えてくれる服です。」
Yasuko Isobe
ISOBE’S CHOICE 02
YLÈVE【イレーヴ】 ペザントブラウス
「凛とした女性像とフェミニンさを投影する、
オートクチュール並みの贅沢さ」
「襟元のリボンを結んで着用しましたが、ほどいた状態で垂らして着るのもこなれ感があって素敵。合わせるインナー次第で着こなしの雰囲気も変わります。ボトムにインすれば、ブラウスのボリューム感を存分に味わうことができます。」
「イレーヴが貫く凛とした潔い女性像が、まるでオートクチュールのような完成度と存在感を放つこのブラウスに、完璧に投影されています。 襟元と袖口に施されたギャザーは、手で寄せたというなんともていねいな作り。
ウール混コットン素材のほどよい透け感は、繊細な女らしさを演出します。こんな贅沢な一枚こそ、最愛のデニムと一緒に気負わず着たい。」
Yasuko Isobe
ISOBE’S CHOICE 03
Chaos【カオス】 リネンニット
「リラックス感とおしゃれ感を兼ね備えた一枚を、
Tシャツ感覚で着こなしたい」
「きれいめパンツをはじめ、デニム、ショートパンツ、フレアスカート、タイトスカートと、合わせるボトムを選ばないデザイン。
前後2WAY仕様で、襟ぐりがボートネックとVネックに。異なる表情が楽しめます。」
「年々、クローゼットに増えていくカオスの服。
それは、おしゃれ心を満足させる鮮度の高さや見た目の美しさはもちろんのこと、着こなしやすさや着心地のよさの証明。
このリネン100%ニットは、私のライフスタイルを表現してくれる一枚です。
リラックス感たっぷりのシルエットとシアーな素材感が好みのど真ん中。Tシャツ感覚でヘビロテする予定です。」
Yasuko Isobe
ISOBE’S CHOICE 04
Whim Gazette【ウィム ガゼット】 2WAYワンピース
「ドラマティックなシルエットに視線集中!
さまざまな着こなしが楽しめる夏のマストハブ」
「ふんわりと軽い風合いが特徴的なコットンシフォン素材を使用しています。ボタンを全部開けて着用すれば、ノースリーブのはおりものにもなる。デニムやレギンスを仕込んでレイヤードスタイルを楽しむのも素敵です。」
「トレンド感、女らしさ、上品さなど、ウィム ガゼットは大人のカジュアルに特別感を添えてくれるブランドです。私にとって夏のユニフォームとも言えるマキシワンピも、ウィムの一枚でなら、自信をもって振る舞えます。実はこのワンピース、前後2WAYで着られる優れもの。ウエストベルトをあしらうとガラッとムードが変わり、着回し力も抜群なんです。」
Yasuko Isobe
ISOBE’S CHOICE 05
THIRD MAGAZINE【サードマガジン】 切り替えロングTシャツ
「Tシャツに布帛の袖をドッキング。
スペシャル感が漂う旬トップスで攻めのおしゃれを楽しみます」
「特別感を決定づけるのはカフス袖と袖口のパフディテール。気のきいたデザインが、大人のカジュアルを特別に仕上げてくれます。ボトムにアウトして着た時にもバランスが取りやすい丈感にもこだわりました。」
「“もっとおしゃれを楽しんでいいんだよ。もっと攻めてもいいんだよ!”って、いつも私の背中を押してくれるのがサードマガジンです。カットソー素材の見頃と布帛素材の袖がドッキングしたスペシャルなロンT。
カジュアルな服も、サードの手にかかると別格になってしまうんです。きれい色のパンツと一緒に、思いきって全身でトレンドを満喫します。」
Yasuko Isobe
こだわりの素材やシルエットで、
おしゃれの可能性を堪能して!
カジュアル派エディター
磯部安伽の5アイテム
「大人のカジュアル派にとっての絶対条件である、素材、ディテール、シルエットにこだわり抜いた服が誕生しました。
大袈裟でもなく、“こんな服にはめったに出会えない”と、自信をもってお届けできる服ばかりです。
この服たちを軸に、おしゃれの可能性を堪能してください」
01 ebure【エブール】
シルクシアースカート
贅沢を極めたスカートこそ、
デイリーに着るのが大人の特権
「イタリア製のハリのあるシルク素材を2枚重ねに。腰まわりはすっきりさせ、袖にボリュームを持たせたシルエットが、贅沢なムードを決定づけています。日常からドレスアップシーンまで着こなしの幅も広く、スカートを3枚買ったつもりで手にしてみてください 」
DETAIL
(右)後ろファスナーには、一流ブランドがこぞって使用する「riri」を採用。
(左)繊細な印象のシアーな素材感ですが、“絡み組織”と呼ばれるしっかりとした織り方をしているので、実は耐久性も十分あるんです。
02 YLÈVE【イレーヴ】
ペザントブラウス
自信がもてるもとはまさにこのこと!
とびきりの女らしさをまとって
「コットンにウールを交ぜたローン素材を使用することで、ヴィンテージのような奥行きのあるニュアンスが実現しました。襟元と袖口にたっぷり寄せたギャザーがとびきりドラマティック。オートクチュールのブラウスを着たかのような、自信をもたせてくれる一枚です。」
DETAIL
(右)繊細なたたずまいは、手で寄せたギャザーや手作業で仕上げたスリット止まりなどの、ていねいなディテールの賜物です。
(左)東洋の民族衣装からヒントを得たパターンとオリジナルの仕様を組み合わせたデザイン。
03 Chaos【カオス】
リネンニット
着こなしの幅は無限大
オールシーズン着たいマルチな一枚
「ともすると“ほっこり”しがちなリネンのニットが、ここまで都会的に仕上がるのはカオスだから。前後2WAYで着たり、レイヤードを楽しんだり、ストール代わりに肩がけしたりと、さまざまな着こなしに対応。タートルニットを仕込んで秋冬にも着ようと思っています。」
DETAIL
(右)片面はボートネック、もう片面はVネック。どちらも顔まわりを華奢に見せてくれる絶妙なあきが魅力です。
(左)袖はスリットが入っているので、前裾だけインするこなれた着こなしにも対応してくれます。
04 Whim Gazette【ウィム ガゼット】
2WAYワンピース
憧れのヘップバーンに近づける
カジュアルかつドレッシーなワンピース
「さらりと着られるワンピースにこそ、おしゃれ偏差値が表れるものです。前あきのボタンを前で着るか後ろで着るかで、ガラリと印象が変わるデザインを採用。共布ベルトをあしらうことでドレッシーなムードに。大好きなオードリー・ヘップバーンがイメージです!」
DETAIL
(右)ボタン側を後ろにして着れば、バンドカラーのデザインが強調され、クリーンな印象に。
(左)素材の透け感を楽しみながらも安心して着られるキャミソールつき。下着が見えづらい脇のあきにもこだわりが。
05 THIRD MAGAZINE【サードマガジン】
切り替えロングTシャツ
身頃がカットソー、袖がシャツ素材。
遊び心が大人のおしゃれを牽引
「身頃をカットソー、袖をシャツ素材で切り替えた、技アリのロングTシャツが完成しました。パフスリーブを施すことで、ほんのりフェミニンな仕上がりになっています。クールさと女らしさをあわせもったカットソーが、自由なおしゃれを牽引してくれるはずです。」
DETAIL
(右)パフのボリュームは、肩を大きく見せないように計算に計算を重ねました。
(左)袖口はクールなカフスデザインに。折り返したりまくったりアレンジをすることで、着こなしのニュアンスがアップします。