おうち時間がより豊かになる 写真家 砂原文さんの“暮らしに寄り添う写真”を飾る

額装した写真も素敵ですが、もっと気軽に暮らしの中で写真を楽しむ方法を探しているときに、このアクリルフォトと出会いました。インクジェットプリントした写真をアクリル板の裏側に貼り、圧着させたものです。アクリル特有のツヤッとした質感が、光をモチーフにした私の作品と相性がよかったようで、写真展でお披露目したら、たくさんの方々に気に入っていただけました。自然が生み出す美しい色をそのまま透過する様子に、「色に元気をもらえました」と話してくれた人も多かったです。いろんな場所に飾りやすいので、部屋にいながらもふとした瞬間に、自然の力強さや優しさを感じてもらえたら嬉しいです

• photo by
• 砂原文さん

01.砂原文さんフォトアクリル作品
「inspiration is in you」

ハワイ諸島で最も高い山として知られるマウナケア山頂で迎えた、黄金に輝く朝の光をとらえた一枚。「2010年に星空と夜明けを眺めるツアーに参加して、中判のフィルムカメラで撮影しました。ものすごく寒かったけどその分空気が澄んでいて、今まで見たことのないような神秘的な色合いでした」。砂原さんの友人は「運気がよくなりそう！」「パワーをもらえそう」と、玄関に飾っている人も多いとか。

壁に飾るだけでなく、チェストやデスクの上に置いて眺めるのもおすすめ。裏面にあるアルミ枠が台のようになります。

02.砂原文さんフォトアクリル作品
「new landscape with spirits」

長年「色」にこだわって撮影してきた砂原さんが、あるとき「白を撮りたい、雪を撮ってみたい」と、真冬の北海道・十勝岳へ。誰も足を踏み入れていないまっさらな新雪の風景は、新年の改まった気分にもぴったり。「今回紹介した写真はどれも、パワースポットと呼ばれるところで撮影したものですが、この場所も素晴らしかったです。『心が浄化される』『自分自身と静かに向き合える』と言ってくれた人もいました」

フォトアクリルは305gと軽量。釘や画鋲を壁に2ヶ所刺して、裏面の厚さ1cmのアルミ枠をかければ、壁にも手軽に飾れます。お客さまをお迎えする玄関にもぴったり。

03.砂原文さんフォトアクリル作品
「sparkle,love」

ハワイのモロカイ島で撮影したブーゲンビリアは、華やかさや愛らしさと同時に、力強さも感じられる花。「ハワイではとてもポピュラーな花ですが、自分が納得いく光や時間帯をじっくりと探しました。左側に上から下へ逆光のハレーションが綺麗に入っているのも気に入っています」。華やかなピンク色が「女性性を高めてくれそう」と、ベッドルームや鏡の近くに飾っている人も多いとか。

写真自体にほどよい厚みがあるので、後ろが安定している場所に立て掛けて飾ってもＯＫ。ベッドサイドのテーブルに置いても素敵です。

04.砂原文さんフォトアクリル作品
「the world is beautiful」

今から5年ほど前にモロカイ島で出会ったという二重の虹。ダブルレインボーには「新しいスタート」「祝福」などの意味があるとか。「何と私のすぐそばの水面から、空に向かってふわーっと虹が生まれていたんです。すごく神秘的な時間でした。くっきりと青く晴れ渡った空に、気持ちよさげに浮かぶ雲の形。『この写真は自然に撮らせていただいたなあ』と、強く印象に残っている一枚です」。

独特のツヤ感、透明感が魅力のフォトアクリル。外と内をつなげるように、光が差す窓辺に飾るのもおすすめ。

05.砂原文さんフォトアクリル作品
「a good news for you」

「黄色は私のラッキーカラーで、写真のモチーフとなるような黄色い花をずっと探していました」。モロカイ島で散歩中に見つけたという黄色い花は、ゴールデンシャワーという名前の植物。ぶどうの房のように吊り下がった様子は、まるで光のシャワーを浴びているかのよう。きらきら輝く花の向こうに広がる青空を感じながら、夢中でシャッターを切ったという、砂原さんにとって思い出深い作品。

サイズがコンパクトなので、飾り棚や本棚などにも置きやすい。雑貨類と色やモチーフをコーディネートして飾っても素敵です。

写真集『pili』の表紙にも選ばれたハワイの海の写真をカードに。裏には砂原さんの手書きメッセージつき。アクリルフォトと一緒に飾っても素敵です。