「新定番トップス」で着回す秋→冬スイッチコーデ14

無地インナーが合うのは言わずもがなですが、コーデの鮮度アップにおすすめしたいのが、白黒ボーダーとの重ね技。ダークトーン一辺倒に陥りがちな秋冬の息抜きになるライトブルーデニムと合わせれば、シンプルなのにひと手間かかった大人シックな秋フレンチスタイルに。

冬のマンネリコーデのカンフル剤として活躍するのが、ビビッドカラーニットとのニットオンニットスタイル。防寒にもなりスタイルに奥行きが出るので、冬が深まる頃にぜひ取り入れたいテクニック。派手すぎる？と感じるカラーでも、他をモノトーンでまとめれば難なくまとまるのでぜひ挑戦を。

秋冬の優秀インナーとしてだけでなく、今の時期は一枚で主役使いもできる優れものなんです。とろみのある素材なのに体のラインを拾いすぎず、どんな体型にも不思議と馴染む。SLATE NAVYの品のある色味を生かすため、ボトムスは白で統一してクリーンにまとめるのが吉。

似ているのに重ねると不思議とシックに見える黒×ネイビー配色は、重ね着が楽しめる秋冬おしゃれならではの醍醐味。カジュアルなチノパンコーデをちょいモードに見せてくれます。薄手なので何を重ねても着膨れて見えず、カーディガンの首元や袖口から見せたときの程よいくしゅっと感も絶妙！

人気復活中のシャツの裾を前結びする着こなしは、上半身がすっきりして脚長効果も。柔らかい生地なので結びやすく、結び目がベルト代わりのアクセントになってなんだか新鮮！ゆったりとしたドルマンスリーブと手の甲にかかる長めの袖丈が、裾を結んだときもこなれて見えるポイント。

この秋冬はデニムシャツがトレンドアイテムとして急浮上中。いつもは白シャツを合わせていたところをデニムシャツにスイッチするだけでキャッチーな着こなしに。ジャケットのインナーとして前ボタンを閉めたコンパクトな着こなしなら、ドルマンスリーブのゆるっと感がさらに強調されておしゃれ。もっと寒くなったら中にタートルニットを挟むのもおすすめ。

チルデンベスト×ワイドパンツの大人ボーイッシュなスタイルには、あえて真逆テイストのフリルブラウスを合わせることでおしゃれ度がぐんとアップ！ブラウスのシャツはアウトでラフに着るのが今の気分。深めのVネックから覗くブラウスの白は、大人のマット肌を明るく見せてくれるレフ板効果も。

冬はラインの色を拾ったインナーとの重ね着で、ニット感覚で着るのがおすすめ。フリルスカートのボリューム感に負けないリラックスシルエットで、上下ともゆるゆるっとまとめるのが正解。ややほっこりしがちな花柄スカートも、CINOHの洗練されたモードなエッセンスが入ることで即スタイリッシュにきまります。

秋冬になると再燃するトラッド欲。正統派タータンチェックスカートをいい意味で着崩すのに重宝なのが、ヴィンテージ風スウェット。特殊な加工を施すことで、着続けていくほどに本当の古着と見分けがつかなくなるそう。仕上げにシルバー小物を随所に散りばめたら、トラッドに寄りすぎないキレのあるスタイリングが完成。

寒くなると防寒重視になるため、どうしてもコーデがマンネリ化するもの。そんなときはあえてとことんボーイッシュなスタイルに挑戦するのも◎。スウェットにMA-1にスニーカーという、どカジュアルなスタイルは一つひとつのアイテムを上質な大人ブランドから選んでリッチ感をキープするのが大人おしゃれの鉄則です。オーバーサイズながらジャケットやコートの中に着こめる程よい大きさも、使い勝手のいい理由。

スカートのミリタリーな無骨さを引き立てるのが、スーパーハイゲージのVネックカーディガン。カーディガンのクリーンな雰囲気が相まって、大人にしか出せないこなれたスカートスタイルに。今回着用しているのは薄すぎず厚手すぎない12Gのものですが、季節や合わせるアイテムによって変えられるように同型で16Gと7Gも揃えているという、ファクトリーブランドらしいそのこだわりにも脱帽。

今季欠かせないのが、クルーネックニットと同色のカーディガンを重ねたアンサンブルな着こなし。いつもはニットのみを合わせていたデニムスタイルも、トップスがアンサンブルになることで奥行き感が生まれて上品に。小物は冬らしく、ブラウンやゴールドでリッチに仕上げるとどこ温かみのある着こなしに。