気になるあの人の“スタンダード”Vol.8 亀恭子 | HAPPY PLUS VOICE

気になるあの人の“スタンダード”Vol.8 亀恭子

MYスタイルを作る最愛アイテムについて聞きました!

気になるあの人の
“スタンダード”
Vol.8 亀恭子

おしゃれにスタイルがあり、自分に似合うものを知っているファッションのプロたちに、“マイスタンダード”について取材する連載。第8回目は、スタイリストの亀 恭子さんにお話を伺いました。

気になるあの人の“スタンダード”Vol.8 亀恭子

Stylist 亀 恭子さん(スタイリスト)

かめ きょうこ●ファッション誌やテレビなどで数多くのモデルや俳優のスタイリングを手がける。トークショーやテレビ、広告出演をはじめ、ブランドとのコラボレーションで“欲しい”を形にする商品開発など幅広く活躍中。

気になるあの人の“スタンダード”Vol.8 亀恭子

KYOKO’s
STANDARD

01

テーラードジャケット

シャツ感覚で着られるボクシーなシルエットを

「タキシードのようなハンサムなタイプも持っていますが、ちょっとボクシーなシルエットの方がここ最近は合わせやすくて。カットソーとデニムの組み合わせは永遠に好きなコーディネートですが、この夏はショートパンツにサラッとはおるのがお気に入り。ボクシーなジャケットにミニボトムのバランスが、大人になった今だからこそヘルシーに着られる気がして。自宅で洗えてシャツのように気軽にはおれるジャケットは必需品です」

気になるあの人の“スタンダード”Vol.8 亀恭子
気になるあの人の“スタンダード”Vol.8 亀恭子

亀さんのジャケット愛を惜しみなく注いだテーラード仕様のシャツジャケットは、ハリのある薄手コットンを用い、共布ベルトがついたやや丈長テーラード。インナーなしでも着られ、そのままはもちろん、ウエストマークしたりタックパンツにインしたりと、まさにシャツ感覚で着回せる。


KYOKO‘s
STANDARD

02

白Tシャツ

白だからこそ今の私らしさが投影できる

「白の無地Tシャツしか着ません! と言いたいところですが、たまにはハズシ役としてロゴ入りも着たくなるんです(笑)。でもベースは断然白。黒もときどき買いますが、結局袖を通さずじまいで。素材に程よい厚みがあって、目が詰まっていてしなやかで、ほんのりツヤのある、そうニット感覚で着られるTシャツを選んでいます。ゆったりとしたサイズ感も人気ですが、Tシャツの中に少しだけ余白があるサイズ感が好み。ワイドパンツで着ることが多く、顔回りにジュエリーを足したり、ヌーディなサンダルを合わせて女らしさをプラスします」

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KYOKO‘s
STANDARD

03

オールインワン

シーンをまたいで通用するきちんと感とリラックス感

「今のライフスタイルに一番フィットしているのが、落ち感のある素材でサラッと着られるオールインワン。お仕事シーンなどできちんと感が欲しいときは軽めのジャケットを着用、子どものお迎えにもきれい見えしつつ動きやすいのでもう手放せなくて。張り切っておしゃれしました感がないのにこなれて見えるところもいいんです。私が好きなのは、クルーネックのノースリーブでストンとしたシルエット。合わせる小物で印象が変わるところも着ていて楽しいんです」

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KYOKO‘s
STANDARD

04

ドラマティックスカート

ちょっと気分を上げたい日に!

「昔からふんわりボリュームのあるドラマティックなスカートが好きで複数枚持っています。夏はチュール素材やドットの刺繍入りなど、軽量で見た目にも涼やかで手仕事などがアクセントになった、ちょっとひねりの効いたものを良く着ています。重ね着してテクニックで魅せる季節ではないので、パッと見て華やかなものが重宝するんです。ヴィンテージTシャツやアメリカンスリーブのカットソーでシンプルに着るのが今の気分」

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KYOKO‘s
STANDARD

05

イヤーカフ

まとめ髪が増える夏こそピアス+イヤーカフを重ね付け

「夏はネックレスより耳もとの重ね付けを楽しむことが多いですね。その場合、ピアスは両耳にひとつずつ、一粒ダイヤなどのシンプルなものにイヤーカフで華やかさを補います。組み合わせにはルールというほどのものはありませんが、華奢な地金にパールやダイヤを散りばめたデザインを重ねることが多いですね。イヤーカフこそ、ディテールが決め手です」

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KYOKO‘s
STANDARD

06

バングル&リング

夏の手もとは細めのバングルと印象的なリングがあれば

「半袖やノースリーブを着ると何となく手もとに盛りたくなります(笑)。太めのバングルが好きな時代もありましたが、近頃はチェーンとプレーンなど細めのデザインを重ねることが増えました。そのときのリングはインパクトがあるモチーフとか、デザインはシンプルでもぽってりとした存在感があるなど、その日の着こなしで決定することが多いかな。ゴールドにホワイトゴールドというように、気分で素材をミックスします」

気になるあの人の“スタンダード”Vol.8 亀恭子
気になるあの人の“スタンダード”Vol.8 亀恭子

KYOKO‘s
STANDARD

07

ワンアクションサンダル

計算されたしゃれ感が伝わるペタサンに夢中

「夏の足もとは、ワンアクションでサッと履けるペタンコサンダル一択です。こだわりは、適当に履いてきたんじゃない感(笑)。オールインワンやドラマティックスカートなど、私のスタンダードアイテムの足もとに欠かせません。この夏はやや厚底タイプから、リカバリーサンダルなどのヘルシーなものなどバリエーションが豊富なのも嬉しいですよね。ベーシックカラーもいいけれど、夏ならではのきれい色も素敵。私は今季、クリーミーなグリーンやイエローに注目しています」

気になるあの人の“スタンダード”Vol.8 亀恭子

COLUMN

自然に身を置くことで心身共にデトックス

気になるあの人の“スタンダード”Vol.8 亀恭子

取材が行われた日曜日も、朝から伊豆に飛び魚すくいに出かけていた亀さん。夏休みには小笠原への旅を計画中だそう。「時間が取れたら海や山へ出かけるようになりました。子ども達にいろいろな体験をさせたいという想いがきっかけでしたが、私自身のデトックスにもなっているんです。以前はそういう発想がなくて時間があれば都会へ旅行したり、買い物などで気持ちを紛らわせていました(笑)。私も子どもたちも東京にいると何かと忙しい。そんなときにポーンと自然の中に身を置くと、またがんばろうという気持ちになれるんです」

取材・文/向井真樹


 
元雑誌編集者や百貨店バイヤー、デザイナーなど様々な経歴を持ったファッションのプロ達が集結するHAPPY PLUS STOREのスタッフが、確かな目利きで注目のブランドやトレンド情報を発信していきます。