旬ベーシックで春のフレンチStyle
人気モデル・竹下玲奈ちゃんの春一番のフレンチコーデ♡
旬ベーシックで春のフレンチStyle
ボーダーT、トレンチコートにかごバッグ……。いくつになっても愛してやまないフレンチカジュアルなスタイリングが一番楽しい春がやってきました!実は定番アイテムこそシルエットやデザインを旬のものに更新するのが今っぽさを作る秘訣。ベーシックながら今年らしさの光る8つのアイテムを使った最旬フレンチコーデを、人気モデル・竹下玲奈さんの着こなしとともにお届けします。
シルエットや細部のデザインが今年っぽい!
この春アップデートすべき定番アイテムはこちら
ベージュのトレンチ
ボタン付きカーディガン
デニムサロペット
フレアスカート
進化系デニム
ダメージGジャン
パフ袖ブラウス
ボーダートップス
王道のフレンチカジュアルは
デニムonデニムでアップデート
デニムにトレンチコート、かごバッグという王道のフレンチカジュアルスタイルを春らしくちょっと新鮮に着るなら、デニムonデニムの着こなしがおすすめ!
ポイントは上下の色味のトーンを合わせること。セットアップ感覚で楽しめます。
THE SHINZONE マリンボーダーTシャツ ¥10,780/ upper hights THE MISS ¥27,500/ The Bagmati 【五明祐子さんコラボ】レザータッセル付きかごバッグ ¥12,100/ PIPPICHIC AMBER COCO/フラットシューズ ¥36,300
その他/スタイリスト私物
オーバーサイズなトレンチで作る最旬デニムコーデ
1940年代のUS Armyのレインコートをモデルにしたトレンチコートは、たっぷりとしたラグランスリーブとオーバーサイズなシルエットが今年らしい一着。トップス風に着たGジャンは、ショート丈とハギがいくつもあるリメイク風デザインでトレンド感たっぷり。首元からちらりと覗くボーダー柄とカゴバッグで仕上げれば、フレンチムードたっぷりなスタイリングに。
コーデポイント
ネイビー×ベージュのシックな配色で
定番トレンチをモードに着る
トレンドに左右されないベーシックなトレンチコートは、ワントーンコーデに合わせることでほんのりモード感をプラス。
デニムやスカートの代わりにあえてハーフパンツをチョイスして、春らしいフレッシュな着こなしを楽しみたい。
suadeo スラブツイルタックハーフパンツ ¥17,600/ suadeo 【VIOLAd’ORO】コラボスプリットラタンカゴバッグ ¥26,400/ THE SHINZONE Travering Silk Scarf ¥14,520
その他/スタイリスト私物
大人っぽい2色コーデをフレンチ小物で味付け
TICCAの代表アイテムであるテントコートをハピプラストアが別注したトレンチコートは、ベーシックなデザインながら、ゆったりとしたシルエットでどんな体型の人もきれいに着こなせる名品コート。襟元のフリルが可愛らしいレースブラウスは、シックな別注カラーで甘くなりすぎず、ノーカラージャケットやベストなど、かっちりしたアイテムとも好相性。仕上げにスカーフとカゴバッグをON!
コーデポイント
ふんわり袖が今っぽい!
春の大人フレンチマリン
白×ネイビーのマリンなフレンチスタイルはど定番だからこそ、サイズ選びと小物合わせが今っぽさを左右するスタイリング。
ふんわり袖のカーディガンやモードなスクエアトゥのフラットシューズを合わせれば、普通なのにどこか新鮮なスタイリングが完成。
SACRA CO/LI WASHED TYPEWRITER スカート ¥42,900/ The Bagmati 【五明祐子さんコラボ】レザータッセル付きかごバッグ ¥12,100
ブレスレット/スタイリスト私物
シンプルなワンツーコーデにひとくせカーディガンが活躍!
“ししゃも”みたいな袖のデザインと大きめのスナップボタンがキャッチーなコットンカーディガンは、コンパクトなサイズ感でトレンドのボリュームボトムスとも合わせやすい一着。前を閉めてトップスとして着たりラフに肩掛けしたりと、毎日のスタイリングに活躍間違いなし。
コーデポイント
さりげないトリコロール配色で楽しむ、
パリのスクールガール風コーデ
パッと目を惹く真っ赤なクロップ丈カーディガンは、羽織るだけでベーシックなパンツスタイルを旬のムードに。
カーディガン、白Tシャツ、トートバッグでさりげないトリコロール配色を散りばめて、小粋なフレンチスタイルを楽しみたい。
THE SHINZONE PACK TEE ¥10,780/ THE SHINZONE クライスラーパンツ ¥23,100/ L.L.Bean オリジナル・ボート・アンド・トート・バッグ ミディアム(オープントップ) ¥9,790
メガネ/スタイリスト私物
クロップド丈カーディガンが、今っぽいバランス作りに一役!
JOHN SMEDLEY定番のVネックカーディガンに日本限定のクロップド丈デザインが登場!上品でオーセンティックな雰囲気はそのままに、トレンドのボリュームボトムスとのバランスも取りやすくなって、より使い勝手の良い一枚に進化しました。やや大きめの3つボタンもさりげなくアクセントに。バレエシューズやメガネの小物使いでグッドガール風な春のフレンチスタイルを味付け。
ボーダーをしのばせて紺ブレをラフに着る、
旬顔フレンチトラッド
何周目かのトレンドの波が来ているジャケットは、カーディガン感覚でこんな風にラフに着るのが旬。
紺ブレ×ボーダー×白スカートという王道なフレンチトラッドスタイルは、
どのアイテムも少しずつオーバーサイズなものを選ぶと新鮮に着こなせるはず。
12closet 【洗える】コットンレーススカート ¥19,800/ PELLICO BANDA ANELLIJOCKEY BOOTS ¥148,500/ AFFECT Pearl Necklace(6mm) ¥22,000
定番のボーダートップスはややピッチ太めが今の気分
フレンチスタイルに欠かせないボーダーカットソーは、ピッチの太さや首元のデザインで案外印象が変わるので、何枚あっても困らないアイテム。この春新しく買い足すなら、ピッチが少し太めのものを。CINOHのボーダーTシャツはネックがグッと詰まっているので、着るだけで程よいきちんと感を出せるのもポイント。
コーデポイント
小物で可愛げをプラスした、
大人のサロペットスタイル
もはやワードローブの定番アイテムとなったサロペットですが、大人がデイリーに取り入れるならモノトーンがおすすめ。
きれいめなノーカラージャケットやメリージェーンシューズ、パールを合わせてカジュアルすぎない品の良さをプラスすることで、
パリっぽい大人の可愛げを感じさせるスタイルに。
THE SHINZONE PACK TEE ¥10,780/ marjour [m.]LEATHER SHOULDER TOTE BAG ¥30,800/ AFFECT Pearl Necklace(6mm) ¥22,000
靴/スタイリスト私物
カジュアルにもきれいめにも使える万能サロペット
Oblada定番のサロペットは野暮ったくなりすぎない程よい太さと上品なカラーが、カジュアルアイテムながら合わせるアイテム次第できれいめにも着こなせる一着。ゴールドの金具使いもさりげなくリッチ見えを叶えます。仕上げにバッグで茶色を足すのが、全体の印象をパリっぽい雰囲気に引き寄せるポイント。
コーデポイント
お手本はフレンチマダム!
モードなサロペットスタイル
ワンピースやドレスなど特別な服を使わない、力の抜けたドレスアップこそ、フレンチマダムの得意ワザ。
サロペットというカジュアルなアイテムもコーディネート次第でこんなに女性らしく!
パンプスや小さめのレザーバッグなど、きれいめな小物を合わせて、とことんシックにまとめるのが正解!
バッグ、靴/スタイリスト私物
ボウタイブラウスでサロペットを女らしく着こなす
華奢なストラップと裾に向かって広がるワイドパンツシルエットが、サロペットのカジュアルな印象を覆す、着るだけで存在感のあるSACRAのサロペット。Tシャツやシャツもいいけれど、あえてボウタイブラウスを合わせて、フレンチマダムのようなモードな雰囲気を楽しみたい。
コーデポイント
定番のデニムは旬のワイドシルエットで、
今どきフレンチルックに更新
フレンチスタイルに欠かせないブルーデニムを今年らしくアップデートするなら、スーパーワイドなシルエットがおすすめ。
ぴったりサイズのポロニットにまとめ髪で上半身をコンパクトにまとめるとバランスよくまとまります。
仕上げにチェックの大きめトートを合わせて、パリジェンヌのような程よい抜け感をプラス。
SLOANE 12Gワイドリブ コットン×シルク バイカラー半袖丸襟ポロ ¥36,300
その他/スタイリスト私物
履くだけでシルエットが今っぽく!スーパールーズデニムが主役
あえて股上を長く、深く作っスーパールーズなINSCRIREのデニムは、穿くとスカートのようにも見えるボリュームシルエットが今年らしい一本。トレンド感強めながら、ちょっと濃いめのインディゴカラーが品良く見せてくれます。
コーデポイント
定番のマリンルックは
グレーデニムで大人っぽく
フレンチスタイルの代名詞とも言えるボーダー×デニムのマリンルック。
ちょっと大人っぽく着たいときは定番のブルーデニムをグレーデニムに変えるのがおすすめ。
胸元が大きく空いたセーラーカラーのカットソーと真っ白スニーカーを合わせれば、パリジェンヌ風な休日コーデに。
トレンドのワイドデニムで作る進化系フレンチマリン
腰位置が高く、脚長効果抜群なアッパーハイツの人気デニム「THE NIECE」はトレンドのワイドシルエットながら低身長さんもきれいに履けると大人気の一本。ブラックデニムが自然に色落ちしたようなハピプラストア別注カラーのSTEEL色を合わせれば、どこか新鮮なネオマリンルックの完成!
チュール×スウェットで作る
旬顔フレンチコーデ
大人のフレンチカジュアルに欠かせないフレアスカート、今年らしく着るならぜひチュール素材を。
歩くたびにふんわり揺れるエアリーな動きと程よい甘さが今のムードにマッチ。
肩肘張らないパリっぽい雰囲気を作るなら、スウェットやシャツ、ロングブーツと他のアイテムはカジュアルにまとめるのが正解。
ボリューム控えめデザインが使いやすいチュールスカートを主役に
カジュアルコーデにさりげなく甘さをプラスして、軽やかに見せてくれるチュールスカート人気はこの春も継続中!ともすれば大げさに見えがちなチュールスカートを、大人が照れずに履けるボリューム控えめデザインでハピプラストアがADAWASに別注したのがこちら。チュール1枚重ねでストンとしたシルエットなので仰々しくなりすぎず、スウェットなどのカジュアルアイテムにも合わせやすい一着です。
コーデポイント
ジレで甘さを控えた
クラシックなフレンチスタイル
白ブラウスにフレアスカートというシンプルコーデは、トレンド感のある長めのジレを合わせることでぐっと今っぽく。
細ベルトやレザーバッグなど、ジレと同色の茶小物を効かせるテクニックで、ワンランク上のクラシカルなスタイリングに。
ハンサムコーデに映える、レース刺繍スカート
裾にスカラップをあしらったロングスカートは、ギャザーやレース刺繍といった甘めデザインながらハリのある素材を使っているので、大袈裟になりすぎず普段使いしやすい一着。シャツやジレなど、あえて異素材のハンサムなアイテムと合わせることで着こなしに奥行き感が生まれます。
グッドガールなフレンチルックは
ダメージGジャンで着崩す
白ブラウスにチェック柄スカートの定番の組み合わせは、今シーズンらしいゆったりシルエットのダメージGジャンを合わせることで一気にこなれ度がアップ!
チェック柄は色数の少ない落ち着いた配色のものを選ぶと大人っぽく着こなせます。
MADISONBLUE タータンチェックスカート ¥127,600/ Maison Vincent 【石上美津江さんコラボ】レザーバケツバッグ ¥20,900/ FABIO RUSCONI レースアップブーツ ¥42,900/ suadeo 【ATELIER BRUGGE】コラボケース付きサングラス(UV加工) ¥6,380/ SINME スカラエンブロイダリーシャツ ¥29,700
羽織るだけで今っぽく!ゆったり袖のダメージGジャン
Gジャン×白のフリルブラウスの組み合わせは、王道のフレンチスタイルの一つ。Gジャンはヴィンテージ風ながら、ヴィンテージのGジャンにはなかなかない、ゆったりとした袖がポイント!スウェットなどアームが太いアイテムをインに着ても袖がもたつかずストレスフリーで着られます。
コーデポイント
ブーツインが今年っぽい!
大人のミリタリーフレンチ
アーミーなベイカーパンツもふんわり袖が可愛らしいちょい甘ブラウスを合わせれば一気にパリっぽい雰囲気に。
バレエシューズやショートブーツを合わせても可愛いけれど今っぽく着こなすなら、人気復活中のロングブーツを合わせるのがおすすめ。
スタイルアップしてかっこよく着こなせます。
ブーツ/スタイリスト私物
パフ袖ブラウスでハンサムスタイルに甘さをひとさじ
ボリュームのあるランタンスリーブ、小さめの襟元、レースの切り替えなど随所にデザインが効いたブラウスは一枚で着映える、ワンツーコーデの日の強い味方!デニムに合わせるのも素敵だけど、ミリタリー風パンツやレザー小物でかっこよくまとめて、ハンサムに着こなすのがこの春のムード。
コーデポイント
永遠のザ・フレンチカジュアルは
サイズ選びで変化をつけて
今シーズンも引き続きちょっとゆるめが旬のシルエット。ボーダーカットソーに赤ニットのザ・フレンチカジュアルスタイルも、サイズ選びを工夫するだけで、
とたんに今っぽく。足元はスニーカーよりローファーを選ぶときれいめにまとまります。
ベーシックなボーダーシャツこそフランスブランドから選びたい
1938年スタートという歴史あるArmor-luxのボートネックボーダーシャツはフランス海軍にも採用されていた、老舗ブランドの定番アイテム。体が泳ぐような快適な着心地と豊富なサイズ展開も人気の秘密。同じアイテムでも気分や時代のムードに合わせてサイズを変えて楽しめるのが、大人ならではのおしゃれの楽しみ方。
旬ベーシックなフレンチ小物
撮影/山根悠太郎(モデル) 坂田幸一(商品) モデル/竹下玲奈 スタイリング/石関靖子 ヘア&メイク/菊池美香子 取材・文/堂坂由香 構成/内山しのぶ