スタイリスト 地曳いく子セレクション 「サムシングニュー」な服 エクラ4月号2021年特集
クリーンで女らしく、機能的
スタイリスト
地曳いく子セレクション
「サムシングニュー」な服
春は心ときめく服が着たくなるもの。そこで地曳いく子さんが、新鮮な魅力のある服に注目。エクラ世代を美しく見せながら「今」を感じさせるワードローブが完成しました!
着る人/長谷川理恵
Style 4
ふんわり袖が心地よいブラウスと軽やかなバルーンスカートで
辛口ロマンチックに装って
Style 7
色もデザインも旬を感じるシャツに黒のコンパクトな上下を合わせ、
スタイリッシュな大人カジュアルを
「今、何を着たらちょっとでも気持ちが上がるのかな?と、考えているうちにたどりついたのが“サムシングニュー”。何か新しいもの、新しい気持ちになれる服です」と、今回のセレクションについて語る地曳さん。「キーワードは“ゆるっと&すきっと”。全体がゆったりした着こなしは飽きたけれど、ジャケットなどのかっちりした服を着たいという気分にもなれないですよね」。だから、ラクちんでもどこか引き締まった部分のあるデザインに注目。「少しロマンチックな気分も意識しました。甘々ではなくて辛口ロマンチックです。日常的に着られる『ベルサイユのばら』のオスカルさま風ブラウスとか(笑)」。もちろん、大人を素敵に見せる素材と色へのこだわりはいつもどおり!「ファッションが好きなかたすべてに贈りたいワードローブです」。
着用した全10アイテム解説
- Profile
- 地曳 いく子
- Ikuko Jibiki
じびき いくこ●30年以上のキャリアをもつスタイリスト。著書多数。近著に『日々是混乱 これが私のニューノーマル』(ホーム社)、『若見えの呪い』(集英社文庫)等。