【徹底解説】世界にひとつだけの本当に”プレミアム”なコートを深堀り!#バイヤーこれ買い
こんにちは!バイヤーnanaです。
うだるような暑さが続く中、私たちバイヤー陣は既に来年の春夏シーズンのバイイングの真っただ中です!
こんなに毎日暑くて、来年の夏はどんなものをお届けしようか?!と考えあぐねている今日この頃…。
そして、24AWのアイテムも続々と入荷してきております!今日は、秋冬ものだけれど、これは投資価値がある!と胸を張っておすすめできるコートについて、熱く語らせていただきます!
最後までぜひご覧ください♡
・これ買いpoint①
ブランド定番モデルが上質素材で登場!
毎年人気のテントコートを、唯一無二の至極のカシミアウール素材で仕立てたこちら。カシミヤを50%使用しているので、ウールだけでは出せないツヤ感や品がとても奥ゆかしく、羽織るだけで品格が宿ります。そして、カシミヤが入っているだけで、暖かさも全く違うのです!これはぜひ着用して感じていただきたいです。
・これ買いpoint②
シリアルナンバー入りのプレミアムな1着
タグ部分に、ひとつひとつシリアルナンバーを刺繍してお届けいたします。まさに、世界にひとつしかない、あなただけの”プレミアム”な一着になります!そんな特別感のあるコートは、一生モノとして愛着を持って長く着れそうですよね♡(この素材を織れる職人さんがとても少ないので、数量限定なんです…)
・これ買いpoint③
絶妙なカラー展開!
前回瞬く間に売れたブルーブラックを復刻し、さらに新色でグレーを特別に作っていただきました!汎用性の高いブルーブラックはもちろん、新色のグレーは、ブルーがかったクールな印象の色味なので、シックに同系色の着こなしにはもちろん、青みピンクやパープル、ブルーシャツなどにもとっても相性がいいんです!
・これ買いpoint④
水のきれいな場所でしか作れない素材!
最後に、私がこのコートを推したい理由の一つが、自身が生まれ育った故郷、岐阜で作られた素材を使っているからなんです!
このコートの素材には、言わずもがな上質なウール素材を使用しているのですが、良いウール生地を作る上で欠かせないのが「水」です。
そして、ウール生地の質は水の硬度による影響を受けやすく、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル含有量の多い「硬水」は、発色が悪くなったり、生地を硬くすることもあります。一方、岐阜の水はミネラル含有量が少ない「超軟水」が特徴。
こちらの素材を作っている工場では、創業以来、製造工程で工業用水は一切使用せず、工場の敷地内にある給水ポンプで地下150mから組み上げた地下水をふんだんに使用しているそうです。(私も近所の神社に湧いている井戸水を汲んで飲むのが当たり前でした!)
そんな、”水の都”の自然の軟水を使って生み出されたウールは、ヌメリ感のある艶、深みのある色、しっとりとした柔らかさを併せ持ち、どこにもない独自の風合いを醸し出します。
他の土地・他の水では同じ風合いにはならない、そんな素材が故郷で作られていたことにとても感銘を受けたことを覚えています。
また、この素材をションヘル機という、明治大正時代から使われて来た旧式の織機を使って織っているのですが、それが他のものとどう違うかというと、ゆっくりと糸にストレスを掛けずに空気を含みながら織るので、ふっくらとした柔らかい風合いが出るのが一番の違いです。
それに加えて、ションヘル機は古い機械なので、扱える職人はとても少なく、大量生産ができないのです。非効率だからこそできる、大事に長く使っていただきたいコートをぜひお試しください♡
最後に熱く語ってしまいましたが、この想いが皆さんに届くと嬉しいです!
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